TAKUMI MASUKO | |
増子 匠 | |
DATA | |
卒年 | 2008年 |
現在の経歴 | アースフレンズ東京z |
まず始めに、自己紹介として、お名前、現在の所属先、ポジション、卒業年数(西暦)をお願い致します。
アースフレンズ東京zの増子匠です。ポジションは、SGとFをしています。2008年卒業です。
ありがとうございます。では、1つ目の質問です。帝京高校バスケ部への入学理由を教えてください。
実は僕自身、バスケを真剣に始めたのが中三ぐらいで、、、バスケ部には入ってはいたんだけど、行ったり行かなかったりしていて。地元の一般の高校に行こうと思ってたんですけど、知り合いの方に、帝京高校っていう学校があって、練習に参加してみたら?と言われて、練習に参加したのがきっかけですね。
でも実は、練習に参加した時に、「正直ずっとBチームかな〜。」って、最初思ってたんです(笑)。でも、その時に母が、「大丈夫!」と背中を押してくれて。正直、僕自身は、自信なかったんですけど…。だから、母のおかげで、みたいな部分も大きかったですね。今となっては感謝ですね。(笑)
そのような状態から、帝京高校で成長し、プロで活躍されるようになったんですね!可能性は無限大ですね!では、帝京高校に、実際に入学してから、印象や気持ちの部分で変わった部分はありましたか?
意識が違う人がたくさんいて、帝京高校で上を目指すんだ!って言って入ってきている人ばかりで、自分とは意識が違うなと思う一方、ある意味、気持ちを入れ替えなきゃいけない!という環境があって、ここで認められたい!という気持ちになりましたね。先輩・後輩関係なく、ここで1番になってやろうと思いました。
先輩方との関係性は、どのようなものでしたか?
先輩の中に、超ストイックな方がいて。お互いの家が近かったのもあって、途中から電車賃を浮かすために、自転車で行こうぜ!ってことになって、4〜50分かけて自転車で通ってましたね。(笑)てくらい先輩たちと仲良くやってましたね!良い思い出です。
先輩たちと仲良く、距離感も近いのは帝京高校バスケ部の良さですよね!
そうですね。あとは、朝練で例えばNBA好きな先輩がいて、「昨日のあのプレーやばくない!?」って言ったりして、真似したり。左レイアップもできなかったから、レイアップも兼ねてリングジャンプしてみたり、色々やってましたね〜。
どちらかというと、遊び感覚でやっていた感じですか?
そうですね。めちゃめちゃ真剣に、シューティングっていうよりかは、もうモノマネして、モノマネしながら1対1とか。当時で言うと、AND1 MIXTAPE TOURとかのDVDとかビデオテープ見て、みんなで高め合いながら、という感じの朝練でしたね(笑)
聞いただけでも、楽しそうですね。(笑)やっぱり、そういった時間も必要なんでしょうかね。
僕としては大事だと思いますね。楽しくないとやはり成長しないと思ってて、おかげで、高校の時は1対1には自信ありましたね。試合では、僕が1対1して、40点くらい取るっていう気持ちでやってましたね。それでいうと、高校でのそういう経験っていうのが、今にも生きていますね!
上手くなる為のヒントが沢山隠されているお話ですね!勉強になります。次の質問です。帝京高校バスケ部で、一番印象に残っている出来事(試合,遠征,練習など)はありますか?
帝京高校バスケ部は、よく遠征に行くと思うんですけど、今のルールはどうかわからないですが、近くのスーパーに買い出しに行って、宿舎でバカ騒ぎするっていうのが楽しかったですね(笑)。でも、たまに先生にばれて、、、その感じも楽しかったですね。(笑)
先生にばれて、、、の後は聞かないようにします。(笑)良い思い出ですね!ありがとうございます。3つ目の質問です。高校時代に、練習の雰囲気や環境づくりで意識されていたことはありますか?
意識していたのは、サボったりは絶対にしなかったですね。ラントレは絶対に1番に返ってきてましたし、1対1も負けたくないですけど、ラントレにしろ何もかも負けたくなくて練習に取り組んでいましたね。何事も「本気」で取り組んでいたから「今」があると思っています。
本気・・・とても心に刺さりました。ありがとうございます。次の質問です。Bリーグのアースフレンズ東京zで活躍されている増子さんですが、プロになるためには、帝京高校での高校3年間を、どのように過ごせばいいと思いますか?
大きく3つあると思います。1つ目は、「負けない」ってことですね。もちろん試合に負けたくないですし、自分よりもシュート入る人がいたら、その人よりもシュート練習するし、ドライブ上手い人がいたら、その人よりもドライブできるように練習する、て事は、ずっとやっていましたね!コービーのようなレベルではないんだけど、何をするにしても負けないっていうこと・・・。妥協しないことですね。
2つ目は、上手くなりたかったら、上手い人と一緒にいることですかね。自分と同じレベル同士でグループ作っちゃうのは良くないと思います。
3つ目は、2つ目と被る部分でもあるんですけど、バスケ以外のところでも、だらしなかったら、上手い先輩とかにも信用してもらえないと思うので、生活の部分を誰よりもしっかりやる事は大事だと思います。チームルールを守るとか。校則を守るとか、話を聞く態度など。そういう部分は結構大事だと思います。それって、プロ選手になる為だけの話ではないと思うので、そこを如何にできているかっていうのは高校卒業後の人生において、大事な事だと思います。
ありがとうございます。それでは、最後の質問になります。帝京高校バスケ部の現役生や、これから入学や体験を考える中学生など、後輩たちにメッセージをお願いします。
やっぱり、バスケを楽しんでプレーしてほしいと思います。楽しんで、そして負けないでほしいですね。試合も自分にも。かけがえのない3年間だからこそ、悔いが残らないよう全力で取り組んでほしいですね!
あとは、小さな目標を作って取り組むのも良いと思います。がむしゃらに最終目標の大きな目標に向かっていくのではなく、1個1個目標を立てて、目の前にある壁を1つ1つ乗り越えていく、わからない事があれば、先生や仲間に聞いてみたり、そこで話したりして、自分で分からないことは、いくら考えても分からないと思うので。そういった意味で帝京高校バスケ部は頼れる先生や仲間達がいて、とても良い環境だと思いますね。最終的には、帝京高校バスケ部での3年間を通じて、各々の大きな目標をクリアしていってほしいですね!
ありがとうございます。頑張ります!! インタビューは、以上になります。本日は、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうござました!OBとして、応援してます!